【イラスト】仕事用にパソコンを一新しました!イラストレーター向けのパソコン選びモニター編!【EIZOモニター】

こんにちは!なもまるです!

今回は仕事用にパソコンを一新いたしましたので、私がパソコンを買うときにに選んだものなどを機能や使い方などをご紹介したいと思います!

ぜひパソコンの買い替えを考えているイラストレーターの方は参考にしてみてください!

 

パソコンを買い替えようと思った理由

まずはパソコンを買い替えようと思った理由から書いていきたいと思います!

理由は簡単で、長期間パソコンを使用してきたことによるパソコンの劣化とWindows7のサポート終了と税金の値上げが今年からというのか理由で今回思い切って買い替えをしました。

割と買い替えたほうがいい理由が明確だったので、迷わずパソコンを買い替えました。

 

パソコン一式買い替えるのに必要な費用

私が一式そろえるのにかかった金額を大まかに記載させていただきます。

イラストレーター向けのパソコンにカスタマイズして買っているので、少々値段が高いです。安価でそれなりのものでいいという方にはあまりお勧めできる買い物ではありませんが、本格的にそろえたいと考えている方にはぜひ参考にしてほしいと思います。

パソコン一式そろえるのかかった金額はおおよそ50万前後です。

人によって細かいカスタマイズを変えたり機能が変わってくると金額が変わってくるのであくまで参考程度にしてくださいね!

 

 

実際に買ったモニター【カラーエッジシリーズ EIZO CS2420】

プロのイラストレーターの方が多く使っているのが、EIZOメーカーさんのものが多いようです!

本来の色を表現する力がものすごく高いモニターになります。

色味を気にしてる方はお勧めできる品物です!

なぜEIZOのモニターが人気なのかというと、日本のメーカーさんというところで品質よさがあり、カラーマネージメント機能がついているというのが大きな理由です。

カラーマネージメント機能というのが本来の色を表現すること、いろんなデバイスでみても色味を共通化できるというものだそうです。

また、キャリブレーションという別途販売されている色彩の測定・調整をする機材を使用し長期にわたって本来の色を維持できるようにもなります。

印刷用の写真やイラストを描いてる方はキャリブレーション用の機材と一緒に買って使用するのをお勧めします!

EIZOさんのモニターはとても性能がいいモニターなのですが、RGB・sRGB・Adobe RGB・CMYKなどの色の知識とフォトショップの知識がないと使いこなすのが大変なので、色の形式にこだわりがない方や、webでしか絵をかいてないという方で色の仕組みに詳しくない方はいきなりEIZOモニターを買うのはお勧めしません・・・。

私も何となくの知識しかなくいざEIZOモニターにした際に、色の設定などでかなり混乱し、自分の描いた絵の色が正しいのか不安になるという状態になってしまいました。

今はかなり勉強してとりあえず絵を描くのに必要な設定はできるようになりました。

設定の仕方などはこの後描いていきたいと思います。

とはいえちゃんと勉強すればとても性能のいいモニターを使いこなせるようになりますので、本格的なものをそろえたい人は勉強してから購入を検討してみてください。

 

モニターの設定方法

実際にEIZOモニターを購入した際の設定を書いていきます。

あくまでイラストレーター向きの設定なので、ゲームをする方などはあまり参考にしないほうがいいかもしれません・・・!

また、カラーエッジシリーズCS2420を基準に説明するので、型番が違うと多少操作が異なる可能性がありますのでご注意ください!

 

【モニター側の設定方法】

どのモニターもモニターの下らへんに設定がいじれるボタンがついてるかと思います。

指でポチポチ押すようなものですね。

そこでの設定を

webイラストを描く人

【カラー調整の項目を:sRGB:】

印刷向けの人

【カラー調整の項目を:Adobe RGB:】

上記のように設定します。

 

モニターのモード設定も

webイラストを描く人

【sRGB】

印刷向けの人

【Adobe RGB】

このように設定します。

ここ以外は特にいじらなくても大丈夫です。

次にパソコン側で設定を行います。

 

【パソコン側の設定方法:Windowsの場合】

ここではWindows基準で設定方法を記載します。

 

  1. コントロールパネル開く

  2.  色の管理を開く

  3.  デバイスのタブでICCプロファイルを

    webイラストを描く人

    【モニター名+sRGB:】

    印刷向けの人

    【モニター名+Adobe RGB:】

    を選び既定のプロファイルに設定を選びます。

以上になります。

とても簡単ではありますが、それぞれモニターの型番やパソコンのバージョンが異なると設定が違う可能性ありますので、Windows10の方で該当のモニターを使用している人は参考にしてみてください。

 

 

絵をかくときのフォトショップ設定方法

ここからは絵を描く人が困らないように私が勉強したことを設定方法として書いていきます。実際に同じ現象になったことがある人は参考になるかもしれません。

またこの現象はEIZOさんなどの広色域に対応したモニターだと本来の色の表現を行うため下記のような現象になりやすいです。

これは色の表現範囲が広く正確な色を表現できるが故のことなのでモニターが悪いわけではありません。

また、安価の一般的なモニターはほとんどのものがsRGBという形式で色を表現しているので色の表現範囲が限られています。なので下記のような現象が起きていても気づいてない状態になるので下記のような現象になる人は少ないと思います。

 

絵をかくときにSAIやクリスタを使っている人

SAIにはカラーマネージメント機能が全く備わっていないそうです。カラーマネージメント機能が備わっていないと状況によっては色がくすむ可能性があるそうです。

とくにJPGの書き出しは不向きといわれています。

クリスタでは絵を描いてるとき(クリスタで開いてる状態)ではカラーマネージメント機能が備わっているが、書き出した後のイラストにカラーマネージメント機能が保持されないので、書き出したデータを見ると色がくすんでいる場合がある。

 

上記のソフトでイラスト作成から書きだしまでを行っている方は、イラスト作成までを好みのソフトで作成し、最終調整と書き出しをフォトショップで行うことで色の変化が比較的起きないようにしてイラストを書き出すことができます。

またSAIやクリスタで描いた絵をフォトショップで開いて調整と書き出しする際も注意点と設定があるのでそちらも書いていきます。

 

ちなみに、フォトショップでイラストの作成から書き出しを行っている方は

webイラストを描く人

【カラープロファイル:IEC61996-2.1 sRGB:】

印刷向けの人

【カラープロファイル:Adobe RGB】

にして新規キャンバスを作成してイラストを作成してください。

フォトショップで一からイラストの作成を行っている方もフォトショップ内での設定が必要なので下記にて参考にしてみてください。

 

SAI・クリスタでイラストを描いてフォトショップで調整書き出し

フォトショップでイラストを描いて書き出し

する方のフォトショップでの設定方法

広色域のモニターで絵を描くとSAI・クリスタで描いた絵をフォトショップに持って行ったときに色がくすみ、フォトショップからイラスト作成してる方も色がくすんで見える可能性があります。

これはフォトショップ側の設定で改善いたしますので、この現象が起きた方は参考にしてみてください。

フォトショップでの設定方法:カラープロファイルを設定する

フォトショップでイラスト開いてる状態で、色がくすんでいる方は

[編集]→[カラー設定]→[カラープロファイル項目でwebイラストの人はsRGB IEC61996-2.1・印刷向けの人はAdobe RGB 

 

[カラーマネージメントポリシー項目でRGB・CMYK・グレーそれぞれの項目を埋め込まれたプロファイルを保持を選択]

 

[プロファイルの不一致・ペーストするときに確認・埋め込みプロファイルなしの項目すべてにチェックをいれる]

 

まず上記の設定を行ってください。

 

次に[編集]→[カラー設定]→[プロファイルの指定]→[プロファイル項目でwebの人はモニター名+sRGB・印刷向けの人はモニター名+Adobe RGB]にします。

 

カラープロファイルを正しいものに設定することでネットに掲載した時や印刷した際に自分が塗った色と異なった色で見られてしまうことがないように、イラストの画像データにカラープロファイルという色を数値化?したようなデーターを埋め込んで書き出し色のデータを保持した状態で書き出せるようになります。

これをしないとみる人によって色が異なって見える可能性が高いです。

 

Adobe RGBの人はこの段階で色が本来の色にもどります。

 

広色域(Adobe RGB対応モニタ)のモニター使用の場合です。

ですが、sRGBの設定をした人はここまで設定しても色がくすんだままになってます。

ですが、イラストのカラー設定は正常になっているのでフォトショップでくすんで見えても書き出すとSAIやクリスタで見た時の色で書き出されます。

 

でも、フォトショップで開いてるときにくすんでると最終調整できないとつらいと思いますので、ここで下記の設定でフォトショプ上で表示が綺麗になる設定の仕方を記載します。

 

[表示]→[校正設定]→[モニターRGB]を選択後

[表示]→[色の校正]を選択します。

 

これでSAIやクリスタで見ていたような色になります。

最初からフォトショップで絵を描いてる人も色が綺麗になると思います。

上記の設定は書き出した時の色をシュミレーションしてフォトショップ上で見せてくれている状態になります。

なのでカラープロファイルの指定・設定でsRGBを選択しているひとはこの設定も行ってみてください。

また、この設定はイラストを開くたびにチェックしないとくすんだままになるので忘れずチェックしてください。

カラープロファイルの指定・設定でAdobeRGBにしている人はくすんで表示されることはないので設定をしなくて大丈夫です。

 

最後にイラストを書き出すときの設定です。個々の設定をしっかりやれば画像にカラーデータが埋め込まれた状態で書き出しができるようになります。

 

JPG・PNGの書き出し

共通して行えます。

フォトショップで画像書き出しする際に、[別名で保存]もしくは[Web用に保存]

のどちらかで保存されると思いますが、PNG形式の保存のみ[Web用に保存]ではカラープロファイルが埋め込まれない現象が起きているようです。

JPGは[Web用に保存]で書き出しする際は[カラープロファイルの埋め込み]にチェックを入れればカラーデータが保持されたJPG画像ができあがります。

ですが、イラストを描く人はほとんどの人が、色の表現できる能力の高さからPNGを選ぶ方が多いと思います。

なのでPNGで書き出ししてカラープロファイルを埋め込む場合は[別名で保存]で保存することでカラーデーターが埋め込まれた状態のPNG画像になります。

 

 

最後に

 

今回モニター紹介編で色の表現についても細かくかきました。

自分自身勉強したことを忘れないようにすためのメモのようなものにもなります。

モニター設定やフォトショップ設定はバージョンや型番の違いで設定に違いが出てくることもありますが、似たような環境の方なら参考になるのでは思いました。

次回以降もパソコン機器について自分が選んだものをご紹介していきますのでよかったら参考にしてくだい。