【イラスト・没個性から抜け出せ!!実験その2】学生時代の過去絵を今の自分がリメイクして描いてみる
こんにちは!なもまるです!
今日は脱没個性!目指して、絵を描いてみたのでご紹介したいと思います。
過去絵と同じ構図や配色で描いてみる事を今回は実験としてやってみました。
昔の絵を今の自分が描くと昔のような個性や魅力は同じよう感じられるのか?単純な技術はどのくらい成長したのか?
昔の自分と今の自分でどんな変化が起きたのかいろいろ新しい発見が見つかりましたので、イラストの公開しながらお話してみたいと思います。
ちなみに実験その1はこちら!
過去絵とリメイク絵
【過去絵】
【リメイク後】
【二つを比べてみて】
タイトルロゴは過去のPSDデータが見つからなかったので、新しく作るついでに現在の絵に合うようにデザインとタイトル名を少し変えました。
過去絵と比べると、かなり綺麗にはなっているのですが、リメイク後は【よくある絵】感が否めないかなと思います。
単純な技術でいえばやはり成長はしていると思います。
ですが、過去の水彩風のテイストと現在のアニメ塗のテイストの差がかなり作品の雰囲気が変わってしまっていますね。
【過去絵をリメイクしてみて】
過去絵を見ながら描いていたのですが、やはり単純な技術の差で過去絵の人体の破綻やその他の物の形状や状態が過去絵はよくわからないところが多く現在の自分ならどういう解釈で描くか・・・というところがすごい新鮮でした。
そして今の自分はこういうちょっと女性向け感あるイラストはあまり描いてなかったので、懐かしいやら新鮮やらで自分じゃないみたいな気持ちにもなりました。
後は過去絵の特徴であるグラデーションの色使いが現在の私には出せなくなっていました。
出せないというより、今の絵に完全に合わなくなっていて、今の絵に無理やりグラデーションを加えようとすると、自分で汚い色と認識してしまい、グラデーションを入れることを今の自分が許しませんでした・・・(;'∀')
色のグラデーションは個性の一つだったのではないかなと思っていたので、今の自分が受け入れないのは正直ショックでした。
単純にアニメ塗に奇抜なグラデーションが合いにくいのか自分のグラデーションのやり方が下手なのかというところもあると思いますが・・・。
【父に意見を求めてみた結果】
わが父はいつも絵の感想を求めると俺じゃわからないといいつつやはり絵を描かない人、見る側の人としての意見をちゃんと言ってくれます。
なのでいつも見てもらっているのですが、今回過去絵と見比べてもらった感想として、現在の絵をみて「おぉ綺麗じゃん」と一言。
では個性や魅力では過去と現在どちらがあるのか?と聞いてみると、
「個性や魅力は前のがいいなぁ」との事。
私自身言われてみてやっぱりか・・・と、自分自身もそう感じていたのでやはり他人がみてもそう感じるのか・・・。
という感じです。
そしてどういうところが昔のほうが個性や魅力を感じるのか?と聞いてみると、
「やっぱり目の描き方かなぁ?今のは目が綺麗すぎる」
「昔の不器用な目?が個性的に感じる」
との事。
正直これはめちゃくちゃショック・・・。
顔って絵を描いてる人はわかると思いますが一番楽しいところというか好きな人は一番ごだわって描いたりする部分だと思うんですよね・・・・。
当然私も顔を描くのが好きなので、今の自分がいいなと思う顔で描いていたので、真っ先に目を指摘されたのは、びっくり・・・。
確かに昔の描いてた目はまつげバッサリの目なのですが、今はシンプルな目になっているので、単純に目を描くときの魅力につながる要素が減ったのかなと思います。
かといって今のじぶんが昔みたいなまつげバッサリの目を描けるか、描きたいかといえば【NO】になってしまうので、昔に戻るのは難しいのかな・・・と思いました。
昔に戻るよりも昔を超えて魅力的で個性的な絵を目指していくという意味では昔の絵に戻れなくてもいいのかもしれませんね。
【今回絵を描いてみて】
今回過去絵をリメイクしてみた感想して、すごく楽しかったのが一番印象に残っています!何回か定期的に過去絵をリメイクして描くのは練習としてありだと感じました。
完成後の見比べるのも全然違う作品になっているので面白いですしね!
でも不思議ですね笑
同じ人間が描いてるのに描いてる時期が異なることで別人のように絵が変わるのは不思議です。
絵のテイストがあまり変わらない人もいると思いますが、私はかなり変わってしまったなぁと感じでおります。
それが悪いのかいいのかはわかりませんが、現在の没個性状態は脱出したいので、これからも思いついたことは実際に描いて試してブログで紹介していきたいと思います。