【イラスト】今後のイラストについて、とある出来事から衝撃を得てさらにパワーアップしていきたいと思います!
こんにちは!なもまるです!
今日は自身のイラストについてちょっとした出来事があって、いろいろと考え方が変わったりしてきたので、そこ事についてお話したいと思います!
イラストで悩んでいる人にもいいお話になるんじゃないかなと思って今回はブログにしました!
とある出来事とは・・・?
まずは今回の出来事のきっかけをお話したいと思います!
きっかけは先日投稿したジョジョの承太郎のイラストでした・・・!
私は結構自分で描いておいてなんですが、承太郎の絵気に入ってました^^
なので、同じジョジョが大好きな父に承太郎を見せたところ・・・ほめてくれるどころかなんじゃこれは!!と怒られました;;
この絵は承太郎じゃないよ!可愛い感じで描いてるけど、この可愛いか感じは承太郎らしさがない。・・・と。
私は結構気に入ってたので、今まで父に言われてきたこともありますが、今までより悔しさを感じてしまって、この絵のどこがダメなんだ?可愛い承太郎ではいけないのか?などいろいろ父に聞きました。
父的には可愛い感じで描くのは全然いいけど、可愛くかくとしても承太郎らしい顔つきや、雰囲気はちゃんと表現できなきゃ、魅力は感じないとの事でした。
可愛く描いたときに承太郎らしさがなくなってしまうなら、承太郎が子供になったときの顔とか想像してかいてみたり、とにかく作品の世界観や魅力を出せるようにならないとデザイナーともアーティストとも言えないぞと言われました。
お前がイラストレーターならちゃんとものの表現をできるように、それでいて自分にしか描けない個性やあふれ出すインパクトがないと、誰でも替えがきくイラストレーターになるだけだといわれました。
私自身最近個性がなくなったことが悩みで没個性を抜け出すためにいろいろ描いてみたりしてましたが、どれも色の塗り方や線の描き方など、絵の表現や魅力を意識するにはちょっと違うところをひたすら考えてしまっていました。
もちろん色も線もやったことは間違ってないし、現に以前よりよりクオリティが上がっているとは思います。
ですが、イラストの表現や魅力の部分は線や色より絵の全体の構図だったり、世界観を出していくならいろいろと考えて描かないといけない事に気づきました。
ちなみに父が私の絵をみて思うのは、綺麗なだけで、とくに何も感じない絵と言われました。
この出来事があってからやった事
色々と父に言われて自分の絵がまだまだであることをさらに実感することになりましたが、まず自分が描く絵と表現力があって魅力のある絵と何が違うのか見比べてみる事にしました。
そこで父と一緒に、ジョジョの承太郎のイラストをツイッターで探して、絵を一緒に見ながら意見の交換を行いました。
するとはっきりと父と私に差があることがわかりました。
まずイラストを見るときにイラストとそのイラストについているいいね数も確認しました。
いいね数が魅力ではないですが、少なくともいいねと思っていいねする人もいるはずなので、参考資料として確認しました。
それを踏まえて一緒に見ていくと、父は絵のクオリティよりキャラがキャラらしいポーズをとっていたり、背景の上手い下手関係ないくやりたいことが伝わってくるように描かれているような絵を好んでいました。
なので、私からすると申し訳ないけど人体のバランスがおかしいと思うものや、顔が全然似てないものばかりでなんで?という気持ちでした。
逆に自分が好んだ絵を父とみていると、私が選んだ絵は顔が原作に似ていたり、人体のバランスがよく単純にうまいと感じるものを選んでいました。
ですが、ポーズをとることでバランスが崩れている絵や背景が描かれているけどよくわからないなど、少しでも違和感のある絵を私は好まない傾向でした。
ここで父に言われたのは、お前がいいと思った絵は上手い人の絵だけど、キャラは棒立ちでキャラらしさも微妙だし、表情もそのキャラよくやる表情ではあるがそれだけで面白みもなく、背景も無いので世界感もないよねと言われました。
逆にそれを言われてから改めて父の選んだ絵を見ると、確かに人体のバランスがおかしかったり顔のバランスも崩れてはいるが、キャラらしさにオリジナリティがあったり、背景もよくわからない物もあるが、やりたいことがちゃんと伝わってくる絵だと改めて話を聞いてから見て思うようになりました。
ここで自分の絵と改めて比較してみると、自分の絵は綺麗に見えるように上手く見えるように、描けないものは描かず、背景ごまかしていたり、そもそも背景を描かないでいる絵がほとんどでした。
なので自然と表情は硬く、同じような絵ばかりで、キャラらしさも微妙であれはオリジナリティのある面白い絵でもなく、かといって超絶上手い絵でもないので、ものすごい衝撃とショックを感じました・・・。
そして改めて、父に言われたのは顔が綺麗なだけの絵も好きなキャラそのまんまみたいな絵も練習すればだれでも描けるだろうし、誰が描いても同じだけど、お前にしか描けない絵や魅力はお前自身が見つけていかないといけない!と、そして昔のお前の絵は下手だったけど、お前らしさがにじみ出ていて、インパクトもあった、あのころの絵はどこに行ったんだ?と言われてしまいました。
やっぱり没個性は根深く私にまとわりついていて簡単に解決なんてできるものじゃない、もっと絵の全体のみて描かないといけないと思いました。
なので、絵の下手さが見えてしまっても、描くのに時間がかかって何度も描き直してしまっても自分が描きたいと思った絵を描く事を意識しよう思いました。
さらには、ちょっと常識を忘れて、やりすぎなくらいの表現もいい、という気持ちで、逆に今まで考えすぎていた事捨ててみようと思いました。
あらためて自分の思ったことや今後の目標
ここまでの話を踏まえて自分が思ったことは、苦手な事も描きたいと思ったら時間がかかっても描く事、絵を描く上で考えすぎていた常識をいちど思いっきり捨ててみる事、
ゲーム会社で学んだ事も逆に考えないで、昔の自分みたいに下手くそでも描きたいものを勢いで描いていた自分を思い出して絵を描いてみようと思いました。
そう思って昔の自分の絵を見たら、相当の下手くそさ満載の絵をよくネットに投稿してたな・・・と思いながらもそれでも描きたいもの物はちゃんと描いてたな・・・と思いました。
後はやっぱり常識や理屈をすてるのも大事かも?と思いました。
いろんな人の絵を見ていると、こんなに手を大きくしたら胴体とのバランスが悪くなりそうなのに、逆にインパクトがあるかも・・・と思ったり、自分で新しく絵を描いたときに、気づかないうちに全体の収まりの良さやバランスを意識しすぎて、せっかく遠近のある絵なのになんかインパクトないな・・・と思ってあえて手前に来るものを派手に大きくして見たりと、全体のバランスより、絵としてのインパクトや魅力を優先するほうがいいのかもと思いました。
こういうところって、常識や理屈があると、本来の遠近ではここまで前後の差がないからとマニュアル通りにしようとしてとつまらなくなったり、服の構造なんかもどうやって着るの?ってなっちゃうから、ちゃんと着れるデザインにしようとすると普通の服になってオリジナリティがなくなったり、逆にどうやって着てるのかわからないけど似合ってるからいいか!って思って描いたら、自分らしくなったり普通の遠近感で描いたらなんか迫ってくる感じないし、手前の手だけデカくしちゃえ!って思ってやったほうが、迫ってくる感じがしたり、するのかもしれないなと思うと、面白いなって改めて思いました!
ゲーム会社にいた時は、これがどうやってできてるのか、この武器はどうやって使うの?ってデザインを優先したら言われたり、この服はどうやって着るの?って言われてちゃんと着れるように描き直したり、何となく常識と理屈とクオリティが求められてたのかもしれないなと思いました。
そう考えるとクオリティは高くてもゲーム会社の頃の求められてた絵ってつまらないなって思いました。
もちろん今のゲームってこれどうなってるの?といわれつつ、でもこのデザインいいよね!なんていわれるデザインや絵が沢山見れるようになってるので、私のいた会社みたいに常識と理屈とクオリティを求める会社もあれば奇抜を求める会社も増えてきてると思います。
そんな中で自分が目指すイラストレーターの姿は、やっぱり自分にしか描けない個性や魅力あふれる絵を常に描いていけるイラストレーターになりたいと思いました。